FC2ブログ

バックナンバー

Merry Christmas!

2010.12.25(Sat) | EDIT

クリスマスおめでとうございます。
今朝は寒かったですね。寒いクリスマスの朝というと、子供の頃を思い出します。12月1日になるとクリスマツリーを飾って、家族みんなのクリスマスプレゼントはツリーの下に。24日には皆でディナーをして(そういえばディナーの前はいつも曽祖父のスピーチがありました。)、食後にクリスマスツリーの前でそれぞれのプレゼントを開けて楽しみます。そして、25日の朝。ツリーの下にはサンタさんからのプレゼントが。まちきれない私はまだ大人たちの起きていない朝、とても寒いのにパジャマのままでツリーの前に座ってサンタさんのプレゼントを開けるのです。あのわくわくした雰囲気、なんとも独特のものでした。私はいつも24日の夜にはサンタンさんへのお手紙とクッキーとお酒を用意していたのですが、朝にはお酒もちょっと減ってるし、」サンタさんからメッセージ(たぶんフランス語。何故フランス語?サンタさんフランス人?)もあって、1年の中で一番大好きな朝でした。
今朝、ベッドの中で「ああ、寒いなあ」と思いながら、今朝は寒い中頑張って起きてもプレゼントはないんだなあ、大人だからなあ、と思ってしまいました。



先日ギネスブックにサンタグッズを2万点収集して認定されたという話がありました。2万点には及ばないけれど、うちも結構サンタグッズがあります。このサンタさんは、大学1年の夏はじめて海外(サンディエゴ)に行った時にみつけて当時の私としては結構大きなお買い物として、さんざん悩んで購入しました。スイッチを入れるとノートに字を書きながらサンタさんが「サンタが街にやってきた」を歌います。かなり重いワレモノだったので飛行機の中で大事に抱えて持って帰って来たのですが、帰ってよく見たら日本製だった・・・。でも今でも宝物です。一絃琴の稽古場もクリスマスグッズがたくさん。稽古場の玄関ではこの季節このクマがお迎えいたします。




「相棒」もちゃんとクリスマスバージョンです


スポンサーサイト

Category:

23:17 | Comment(-) | Trackback(-) | PageTop↑

年月

2010.12.07(Tue) | EDIT

演劇集団キャラメルボックスの25周年企画、過去の映像で25年を振り返る「Looking Back」を見てきました。劇団の初期のころ、ちょうど学生時代でさんざん見てきたのですが、初期のまだぶれぶれの素人録画だったり、小さい劇場で手作りなセットだったり(それでもキャラメルボックスは初期の頃からセット派手でしたね)、バブルな時代の衣装だったりを懐かしく見つつ、劇団のメンバーのトークもすっかり楽しんで帰ってきました。

しかし、25周年、最近みはじめた高校生とかにとっておっそろしく長い月日に感じるんだろうなあ。そして私はこの25年、何をしていたんだろう。学生時代から今まで、ちょうど一水と名乗るようになってからとほぼ同じ年数。私にはあっという間でしたが、ある人にとってはおっそろしく長い年月。私は一体何をしてきたんだろう。勿論小さな一歩一歩を進めてきていたはずではあるのですが、うーん、まだまだ何も進んでいないような気もします。

先週の土曜日、ちょうどNHK邦楽技能者育成会40期生が主体となったチャリティーコンサート「萌芽」にも出演していました。こちらも運営委員さんのおかげで毎年演奏会を重ねて15周年でした。15年もかなりな年数です。客観的にみて皆、貫禄もでてきたし、場数もこなしているし、「みんな変わってない」といいながらちゃんと成長していました。
卒業以来会った同級生に「みねちゃん、琴台が進化してる!」とも言われました。そう、演奏をよくしていくためにも色々な面で試行錯誤を繰り返しています。やっぱり成長していきたいから。(古典を守ると進化すると両輪をもっていなければいけないと思っています。進化した琴台は椅子に座って演奏するためのものです。古典的なものは進化させていくことについてはあまり積極的ではありません)

少しずつでもちゃんと成長しているはずなのに、今日なんだか反省モードに入ってしまったのは、きっとキャラメルボックスの代表、加藤さんが「やりたいことを毎日やって楽しくて仕方なくてここまできました、そしてまだまだやりたいことはいっぱいあって、やりつくせないのでまだまだ走ります!」のような言葉で締めていたからでしょう。なんだかとてもうらやましくなりました。

私はまだまだ「OOしたい!」の気持ちが足らないのかもしれません!それは湧いてくるものであって、「よし作るぞ」と思ってでてくるものではないけれど。最近ちょっとわくわくが足らなかったのかも。ニューヨークでわくわく使い果たしてしまいましたからねえ。そろそろ日本の生活に慣れなければいけません!充電完了、と早く宣言しなければ!!!






Category: 舞台

23:26 | Comment(-) | Trackback(-) | PageTop↑

2010.12.02(Thu) | EDIT

おっそろしい。もう12月です。カレンダーはもう1枚残りです。先生も走る月です。一応「先生」とも呼ばれたりもしていますが、走っていません。全然走っていません。反省です。きのうは久しぶりに演奏がありました。ごく少人数のフランス人の方々にお聴きいただく機会だったのですが、本当にしんとお聴きいただき、手のはこび、絃のする音が細かくお伝えできたように思います。かすかな音がうまく出せた演奏というのはとても後味がよいものでした。久しぶりに心が澄んだ気がしました。そんな機会に感謝。
今月はなんとか走らなきゃ、と「いちについて、よおい」の格好だけした昨日でした。

さて、先日中国の「生活舞踊工作室」の「メモリー」という作品をみてきました。舞踊と映像でつづる1作品、通しで8時間!アジアの伝統的なパフォーマンスでは長時間のものはないことはないとも思いますが、現代作品として8時間はかなり長い作品のように思います。というか私は経験がありませんでした。8時間の長丁場を1作品、どう見せ続けるのか興味があり、8時間座り続けることができるか(途中入退場は可であったものの)心配ながら、行ってきました。

舞踊作品と思って行ったのですが、どちらかというとドキュメンタリー映画の印象のほうが私には強かった。文化大革命時代を皆はどう記憶しているのか、というテーマのパフォーマンスだったのですが、その証言は内容も、またそれを思い出し、語る人の姿もかなり衝撃的ではありました。(文化大革命という暗黒の記憶を語り、時にはあれは間違いだったと語るのに、語り手がその時代を語るとき、だんだん高揚してくるのが感じられた。青春であった、とも語るのです)

正直言うと、8時間何度も意識がとびました。でもなんとか意識を戻して一応8時間完走です。舞踊に関して、特に現代パフォーマンスに関しては私は初心者なので何を語れるものでもないのですが、衝撃的なドキュメンタリーの合間に淡々と美しく進む、モノローグ、動き、舞台。でも8時間の必要はあったのかなあとも思ったり。もっと間をつめることもできたりするのではないかなあと。

学生時代、演劇の稽古でよく「間」をつめるために通常の3倍速でセリフや動きの稽古をしたものです。3倍速のやりとりをしていくことで不要な間がつまって、間延びのしない舞台になっていきます。そんな練習のことを急にとても懐かしく思い出したりしながら帰路につきました。

今は間をよりとることのほうが多く求められます。勿論演劇だってやみくもに間がつまってもいいものではありませんが、日本の文化にはやはり空間が必要です。

常日頃、西洋文化ベースで生きている現代日本人にとって日本の伝統的な感覚、たとえば「間」ももう既に自然に身に着くものではなく「学ぶもの」になってしまっているのではないかと心配しています。自分も含めて。やはり明治、大正の人たちのもつ自然な日本の間はもうないのかなあ、西洋文化的なものとの使い分けをしなきゃいけないということなのかなあ、と。

時に日本を学ぶ外国人が一絃琴を演奏することなどがあります。彼らは「間」の大切さをことさら強く語るのに、実際の演奏は「間」が感じられないと何人もの方が感想を述べられたことがあります。私たち現代日本人もそうなりつつあるのでしょうか。

西洋に行って、教会などの壁画や天井画をみるとき、そのどこまでもびっしりと描きうめられた構図を見ると、「私は」すごいと思うと同時に窒息しそうな気分になることがあります。もっと空間が多いといいなあなどと。 京都のお寺の襖絵の空間が一面にある絵にほっとする私はやはり日本人なのだなとも思いつつ、いつも「間」については考えさせられます。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式があったようですね。今年もまた美しいそびえていることでしょう。やっぱり12月なんだなあ。

Category: 舞台

09:47 | Comment(-) | Trackback(-) | PageTop↑

プロフィール

seikyodo

Author:seikyodo
清虚洞一絃琴宗家四代。日本の伝統音楽でありながら日本人にほとんど知られていない一絃琴。一絃琴はシンプルでありながら、哲学をもって人の心を平らかにする力を持っている。この一絃琴の演奏と教授をおこなっている。
伝統芸能の家元というと「完璧にできあがった、年齢を重ねた人」のイメージがあるが、実際まだまだ若輩者なので、逆にその年齢も生かして活動していきたいとも思っている。
Kermit the Frogをこよなく愛する

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR