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暑いですね

2011.07.01(Fri) | EDIT

暑いですね。酷暑です。暑い中、きのうも着物を着て、演奏にでかける機会がありました。夏の着物、見た目は涼しげなのですが、暑いです。なんだか暑い時に限って、着物を着る機会が多いような気もします。

ベトナムもカンボジアもクロアチアも演奏の日はとても暑かった。冷房のない部屋で着つけをして汗びっしょりになりました。カンボジアの舞踊とのコラボなんて、カンボジアのきれいなおねえさんのばっちりメイクの横でお風呂上がりのように、なんの色もないのっぺりした顔で写真に写っている私がいたりします。

先日のNYでも35度超えの日、ブルックリンのWAHセンターというところで、Art Rescueという日本の震災被害を支援するためのbenefit concertがありました。昔はボールルームだったという会場、着替えをする場所もなかったので、ホストのエリザベスさんの家で着物を着て、地下鉄に乗って会場入り!着物着て地下鉄はちょっとどきどきものでした。



イベントのパフォーマンス部門は、舞踊あり、フルートあり、タップあり、モロッコの楽器あり、笛あり、ピアノあり、あらゆる分野のアーティストが15分くらいの枠でパフォーマンスをするものでした。
玉石混交な感もありましたが、タップ、舞踊、モロッコの楽器とタップと日本の笛の即興は素晴らしかった。しかしそのアクティブな環境の中で一絃琴をどうすべきか、かなり悩みました。


天井が高くてエコーも強いし、リハではお風呂場で弾いているみたいで。なんだか一絃琴のよさがまったく出ない会場のような気がして、どうすべきか困り果てた挙句、可動椅子のお客様をできるだけ一絃琴のそばに動いていただき、あえて小さい音で、ゆっくりと静かに静かにすることにしました。デリケートな音こそデリケートに耳を傾けていただくようにして。お客様はいらっしゃるけれど、誰もいないように自分との対話だけを続けるように演奏しました。

これは大成功。みなさん本当に静かに聴いてくださました。
今回は付き人として付き添ってくださったエリザベスさんも自分のことのように喜んでくださいました。演奏のあと、お客様だけでなく音響さんもわざわざとんできて、「すごくよかった、かっこよかった!」と言ってくださったし。
暑すぎて頭がぼんやりしていたのもよかったかもしれませんね、というのは冗談だけれど、心配が大逆転になった暑いけど素敵な夜でした。




男性はモロッコの楽器とタップと即興で篠笛を吹いた渡辺薫さん。とってもかっこよかった。今回のタップは日本人の女性だったけれど、前回の滞在の時拝見したものは男性のタップでした。これが実にかっこよくて、私の滞在期間にみたパフォーマンスの中でベスト1-2くらい素敵だった!と言い続けてました。
今回もずいぶんフォローしていただきました。これは演奏前に、NYのベトナム料理店にて。日本の居酒屋みたいだけど(私は女将みたいだし)。







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Category: 海外

17:11 | Comment(-) | Trackback(-) | PageTop↑

プロフィール

seikyodo

Author:seikyodo
清虚洞一絃琴宗家四代。日本の伝統音楽でありながら日本人にほとんど知られていない一絃琴。一絃琴はシンプルでありながら、哲学をもって人の心を平らかにする力を持っている。この一絃琴の演奏と教授をおこなっている。
伝統芸能の家元というと「完璧にできあがった、年齢を重ねた人」のイメージがあるが、実際まだまだ若輩者なので、逆にその年齢も生かして活動していきたいとも思っている。
Kermit the Frogをこよなく愛する

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