FC2ブログ

スポンサーサイト

--.--.--(--) | EDIT

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: スポンサー広告

--:-- | Comment(-) | Trackback(-) | PageTop↑

台北滞在つづき

2013.11.25(Mon) | EDIT

台北からは先々週末帰ってきておりますが、滞在の続きを。

ACC50周年の大きなパーティーの翌日は演奏会です。といっても、本当は夜に8人の音楽家が集まっての演奏会になるはずだったのですがホストであり、お宅がコンサートの会場ともなるはずだった(どれだけ大きなお宅なんでしょう!)方が脳梗塞でお倒れになり、数日前にコンサート自体はキャンセルになってしまったのでした。残念なことです。
かわりに、少人数で山のほうの素敵な茶室でお昼をいただき、そのあと小さなコンサートをさせていただきました。茶室の下には川が流れ、まわりは竹林。心落ち着く素敵なロケーションです。お客様に「一絃琴の音に耳を傾けていたら、急に外の川や雨の音が大きく感じられるようになって、意識が自分の中と外をいったりきたりする不思議な感覚にとらわれて、とても心地よかった」とおっしゃっていただきました。この日は私も演奏しながら同じ感覚をもっていました。なんと気持ちのよい時間。



お客様のお帰りになる頃、大抵はほぼ同じタイミングで大慌てで荷造りをして、ほぼ一緒に車に乗って台北に戻るのですが、この日は、tea ceremonyをなさる方と、月琴を演奏する方が「一水さん、ゆっくりお茶していきませんか?」とおっしゃってくださって、パッキングのあとにあらためて席につき、だんだんと暮れていく部屋の中でゆったりとお茶をいただきました。お茶の先生、お客様をお送りしたあとの静かでゆったりとした時間がお好きなんだそうです。まさに茶の心。

3人で色々の話をしました。この日演奏した曲は元が漢詩だったので、それも中国語で読んでから演奏させていただいたのですが(結構うまく読めたらしい、日本語って中国語に似てるんですね、とは言われなかった(笑))この漢詩、とても古いものだったので、茶の先生が古い読み方で読んでくださったり(ぱ行が多い印象で、万葉語みたい?と思ったのでした)、「あなたに詩を送ります」とおっしゃってくださって、古い漢詩をまずは暗唱し、その後ふしをつけて朗詠してくださいました。なんとなんと静かで豊かな時間だったでしょう。また台湾が大好きになって帰ってきたのでした。

 

お倒れになった方が早くご回復になって、またあらためてコンサートもできますように。(だってとってもいい企画だったんですよ。実現するまで内容はナイショ。(笑))

スポンサーサイト

Category: 海外

20:12 | Comment(-) | Trackback(-) | PageTop↑

プロフィール

seikyodo

Author:seikyodo
清虚洞一絃琴宗家四代。日本の伝統音楽でありながら日本人にほとんど知られていない一絃琴。一絃琴はシンプルでありながら、哲学をもって人の心を平らかにする力を持っている。この一絃琴の演奏と教授をおこなっている。
伝統芸能の家元というと「完璧にできあがった、年齢を重ねた人」のイメージがあるが、実際まだまだ若輩者なので、逆にその年齢も生かして活動していきたいとも思っている。
Kermit the Frogをこよなく愛する

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。